FC2ブログ
一心行の大桜
  桜、桜とうかれているようだが、2月に、父の、一周忌すませ

 るまでの、何年間は、花見にでかけるどころでは、なかった。

 また、遠く、出かけていくような、親父でもない。

  ただ幸いなことに、田を、はさんで、家の前は、桜の土手である。

 いながらにして、毎日が、花見状態の幸せを、甘受しておりました。

 厳寒未明の12月、どんなおもいで、深夜でていこうとしたのか、

 もうきくすべもないが、すでに、来るべき季節に備え、

 内なる準備が、着々と進んでいただろう、さくらの土手で、

 最後の、最大の思い出を、残してくれました。


  南阿蘇の田の中の、一本桜。一心行の大桜。樹齢約400年の、

 山桜。花は、白に見え、小さい花びらで、香り高く匂う。

  霊気漂う、意思のある樹にみえました。

  花のかもす雰囲気に、老若男女おとなしく、円形の、板の通路を、

 感嘆しながら、見せていただくという夢のような、この世の

 できごとではないような、なにかの舞台をみている感じでした。

  
  

 

 

 
続きを読む
【2006/04/08 06:52 】 | 裂織り | コメント(0) | トラックバック(0) |
| ホーム |