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春天  秋天
  いつもの勝負服の、武豊が、最後に、柵を、でる。え!また!

 とおもうが、落ち着きはらっている。

  最後方に近いところから、いつのまにかするすると、

 あがっていく。

  以前の、レースで、行こうとするインパクトに、もう

 一周あるんだよといったら、そうですか、そうでしたと

 答えて、優勝した人馬は、ここで鞭を入れるという場所の、

 みんなが、虎視眈々とかまえている場所の前で、しかけたのである。

  あっというまもあらばこそ、追走したリンカーンを、楽楽ぬいて、

 ダントツの、一位です。

  気持ちよい、美しいレースでした。


  出発前に、ぐるぐるまわるとき、ディープは、頭を、

 上下していた。

  いつもの、やんちゃな癖を、だしていたのでしょうが、あたかも、

 作戦会議中で、うんうん、その案でいこうと、肯いているようにも

 みえたのである。


  府中競馬場あの秋、開始してすぐ、スロウモーションのように、

 武が、斜めに動く。豊を、落とすまいと、また馬を、たすけようと、

 動く。

  サイレンススズカは、天馬となって、旅立ったが、あの美しい馬は

 忘れない。


 

 
【2006/05/03 06:37 】 | 裂織り | コメント(0) | トラックバック(0) |
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