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幸田文の箪笥の引き出し 幸田文の箪笥の引き出し
青木 玉 (2000/08)
新潮社
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  孫の泣き声に、目覚め、強い雨脚に目覚め、ねられなかった。

  友人の伯母上が亡くなられ、雨の中の葬儀は難儀で、あとの

 始末が、おもいやられる。紗紬で。お洒落ないでたちなこと。

  
  葬儀におもいだすのは、幸田 文の「黒い裾」。

  父、露伴の名代での葬儀は、若い娘に重荷だったこと

 でしょう。

  この本には、雨の工夫、朝夕あるいは気分できられるように、

 白地と紺地の同じ柄の浴衣など、楽しい賢い着物が、一杯。

  竺仙の浴衣何枚でもほしいよね。

  浴衣は、手足がひえないので愛用してるけれど、見られた姿

 ではない。戦後きるもののないとき、一枚を、着切って露伴に

 ほめられる件がある。どの本だったでしょうか。

  生活のすべてに、心砕いた父上の躾が行き届き、詳しく

 お書きになった、氏の著書は、本当に宝です。



  
【2006/07/21 07:26 】 |  映画  音楽 芝居 文楽  | コメント(3) | トラックバック(0) |
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