孫の泣き声に、目覚め、強い雨脚に目覚め、ねられなかった。 友人の伯母上が亡くなられ、雨の中の葬儀は難儀で、あとの 始末が、おもいやられる。紗紬で。お洒落ないでたちなこと。 葬儀におもいだすのは、幸田 文の「黒い裾」。 父、露伴の名代での葬儀は、若い娘に重荷だったこと でしょう。 この本には、雨の工夫、朝夕あるいは気分できられるように、 白地と紺地の同じ柄の浴衣など、楽しい賢い着物が、一杯。 竺仙の浴衣何枚でもほしいよね。 浴衣は、手足がひえないので愛用してるけれど、見られた姿 ではない。戦後きるもののないとき、一枚を、着切って露伴に ほめられる件がある。どの本だったでしょうか。 生活のすべてに、心砕いた父上の躾が行き届き、詳しく お書きになった、氏の著書は、本当に宝です。 |
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