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サヤカ
  大分は高崎山に、その猿はいる。

  母親の腹にしがみついて育つ猿にとって、両手の先がないのは、

 死に等しいハンデである。それを、生き抜き手で採る餌を、口で

 なめとる。

  新聞の記事で見た時、神々しいほどの、なにかを感じ、ズット、

 切り抜いて持っていた。格が違うよといった、ものがにじみ出て

 いるのである。もまれぬいた、品?とでもいおうか。


  10歳を越えた去年、おどろいたことに、妊娠・出産したが、

 親にしがみついた記憶のないサヤカは、産んだ子を、しがみつか

 せることができずに、おわる。

  高崎山の係りのひとの、無念さが、にじみ出ていた。

 
  
  そして、頭のいいサヤカは、今年産んだ子を、しっかり守って、

 そだてているのです。

  
  
  5月、高崎山に遊んだときは、C群の、餌場登場まで、待てず、

 彼女にあえなかったです。

  そののち、子供のことを、みましたので、なおさらの感動です。

 

  自立すること、見守ること、てをださないことが、いかに大事か、

 人間を見るまでも無く、よーくわかるサヤカの話です。

 

【2006/08/16 10:43 】 | 動物 生き物 虫 その他 | コメント(8) | トラックバック(0) |
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