奈良の孫のところにいくと、必ず東大寺にいく。 二月は二月堂をみたので、今回は本殿を。 大仏さまに向かって左に、すごく急な木の階段のようなものがあり、 何に使うのかと疑問に思った。 図書館で前に見ていたが、あまりに厚いので、手にとらなかった この本ですが、表紙の大仏をみて、借りました。 主人公の国人が、大仏つくりのために都にのぼり、大仏を作る 苦難の物語です。 ぼろを着て、一椀の粥に飢えをしのぎ、舟に酔いながら、平城京まで つれていかれる。 あの広大な東大寺の参道。鹿と紅葉の道は、人足たちが、土を運び、 大木を運び、銅をとかし、作り上げた道のあとに出来た汗と涙の道 なのだ。 春日大社へのうっそうとした道もまた、国人のような、つれてこられ た、人々の力の結晶かもしれないのです。 大きな木は、山ほどあったでしょうが、伐るのも運ぶのも、大人数 で、大変な労苦と、危険のもとに、なしとげられた偉業です。 大きければ、大きいほどその成り立ちの苦労がおもわれ、有難さと どうやってなりたったのかを、しりたいおばばです。 木の階段は、落慶式に、でてくるようです。 |
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池波正太郎氏の、 梅安、鬼平、小兵衛、以外の本にとりかかりました。 昔よんだ記憶のあるもの、ないもの、喜んで読んでいます。 昨日の雲ながれゆくは、登場人物がよく買い物する、飴の笹屋の ことですし、ここでは、羽沢の嘉兵衛などが、出てきます。 街の名前、東海道の名前が出れば、そこを歩いているような気に なります。 本当に面白い。 今日は、働いて、働いて、働きぬいた近所のおばちゃんの、 お葬式です。通夜は雨、今あがっているようです。 |
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4ヶ月の孫は、ぷぷぷと、唇で音をたてるのが、面白く一日中 やってる。いわゆるマイ・ブームらしいが、上手ねと手をたたき つづけるのも、疲れる。 が、うれしい成長でした。首もすわり、色白の小型朝青龍ですな。 少しでもおしっこがついたら、泣くのでわかりますが、 自分の興が乗った時は、しらせません。 新しく来た人を、観察し、害がないとしるや、愛嬌ふりまく。 小さい人の、安全へのなみなみならぬ感を知るおもいです。 自分の子のときは、忙しく、どうだったかなと、おもうくらいです。 順調にいくとこのみ、祈ります。 お歌が、主人亡き後、忙しさに翻弄されつつ、自分の子を持ち、 やがて、笹屋を継ぐまでの物語。 |
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主人公はお福という女だが、剣客商売番外編ゆえ、秋山小兵衛が 登場する。 お福のあだ討ちの、てだすけをするわけです。 新幹線にのりましたので、読書が出来るわけです。 往復だいぶ読めました。 うれしいたびでした。 |
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小さい時に味覚は、発達するといいますが、金時人参、水菜、
ちしゃ等の素材もまた、うつくしい色とともに、脳裏にやきついている ようです。 この人参をみると、買わずにはいられませんようで。 病院回りで疲れて、あまりたべたくなかった昨夕、白い大根と、 真っ赤な人参を薄くきり、昆布とともにさっと煮てみました。 おかわりしちゃった。 感染症も全快して、元気になった孫の、いけなかった見舞いに 出かけることになりました。 二、三日ですがちょっと、お留守させていただきます。 風邪、インフルエンザ、その他もろもろ、なにとぞお気をつけ くださいませ。 わたしも、階段,人ごみきをつけます。 |
たまたま聞いた「・・秋山 大治郎を斬る・・」という言葉に 小兵衛が苦悩する。 力になりたいが、一人前の男としてたっている息子に肩入れしても いいものかどうか、小兵衛さん悩むのであります。 どちらかというと、獅子の如く、谷底に蹴落とすがごとく育てた 息子である。 が、しかし親として、陰になり日向になって見つめるありがたい 姿もまた随所にみせるのであります。 親はどうあるべきか、また子はどう成長し、離ていけばいいのかを、 学ぶことができるのも、このシリーズの大きな魅力のひとつなので あります。 |
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昨夜の日曜洋画劇場40周年特別企画の映画です。 ごらんになりましたか。 北海道で2回。沖縄でも竜巻が起こりました。 温暖化によるのか?何なのか? 恐ろしい瞬間の出来事で、どこにでも起こりうるとか。 一瞬にして、命を、家を、財産を取られてたまるものかと思う ものの、防ぎようのない事をどうすればよいのか。 映画は、突然の大寒波で大水がでます。予報官?科学者?の父親の 子供を思う筋立てで、火山の爆発、「ディープ・インパクト」などの 部類の映画ですが、とても絵空事とはおもえなかったです。 いつも万が一の備えをためされるわけですが、いつかあることと いつも思えないことに弱さというか、難しさを感じます。 |
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少人数になってから、天ぷらをめったにしなくなった。
揚げる手間を考えると、ついたくさん作って余すからでしょうか。 一度にたくさん食べられない母親を連れて行くときは、たいてい うどん屋になる。ミニうどんという、女性・お子様用も、やっと たべるからです。 新製品がでてました。紅さつまいもの天ぷらです。 単品で頼めるので注文したところ、一番最後に出来上がりました。 あつさ1センチはありそうな、ほくほくの揚げたてが二枚。 実においしかったです。分けて食べました。 福岡名物は、厚めに斜めのささがき?に切った牛蒡を天ぷらにした、 ごぼ天うどんです。拍子木に切って揚げたところもある。 土曜日はサービスデイなので、お得です。ここのカードは、毎回 10%引いてくれます。 父が生きている頃、杖であがりにくく、車椅子のあがる スロープにしてと、意見の紙をだしたことがありましたが、今年 実現いたしました。母親に間に合いました。 まいど。 |
地の海老、カニの季節が来た。
雑魚海老っていうのかな、ざっこえびといってますが、細く小さい のです。てんぷらにと買ったけど、酒でさっと煎って、 あたまをはずし、好みで皮ごと。 残りは、かき揚げか、煮るか。 12~13センチくらいの海老も、皮をむいて、刺身のようにして 食べてみた。 海老フライにとおもったが、しゃぶしゃぶにして、さっとくぐ らせるといいだろう。 おおきさが、車海老くらいだから、いまからいくつか買って 冷凍しておけば、正月用にもなる。 吸い物も、赤がきれい。 ここの渡りがにも、今からおおきく、おいしくなる。 竹崎にいかなくともいいのです? シャトー飯店の上海蟹にも負けないとおもいます。あれは、完全に 冷めていたので、茹でたてを食べられる家が一番なのかもしれません。 上海にいけば、あつあつがでるのかな。 寒くなるいまから、食べ物がさえる、おいしくなる。 さくっと包丁の入る大根も、昆布と煮たら、おかわりして 食べちゃいました。 ごちそうさまでした。 |
アマゾンでひいた写真は、三冬が、風呂場で襲われる場面だが、 よんでいるのは、小兵衛を乗せたおはるが船を操る絵なんです。 同じ文庫でも出たときによって、カバー絵がちがうのであれば、 これもまた、楽しみなとこであります。 「赤い富士」という編では、珍しく掛け軸に執着する小兵衛が。 2巻で、放火され新居を建てているさなかの、出来事です。 実に面白い。 火曜日に裂織りで、山織り、谷織りを、習いました。 ただ織るのではなく、絵のように山や、谷を作り、埋めていく技法 です。 絵織りといいますか、布で絵がかけるようで、アイデアいっぱい、 手はなかなかといった所です。 富士山ならぬ、きった草の山くらいの山を織ることができました。 いつか作ろう 「山下白雨」 好きなんです 北斎の富嶽百景 |
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大失敗しました。
何も考えずにコーヒーカップに牛乳を入れ、電子レンジで、 温めたのはいいんですが、花模様の飾りに金がつかってありました。 レンジには金のついたものを使うなとありますが、どうなるかは、 知りませんでした。 熱ーくなるんです。チーンとなるまで熱くせず、温める程度で、 扉を開けたつもりなんですが、取っ手をつかんだ左手(ぎっちょ) の熱いこと、熱いこと。 今も氷で冷やしております。 場所がないということで、電子レンジを置いてない友人の顔が、 目に浮かびます。 友よ あんたは えらい !!! 皆様 どうぞ しっかり目を開けて レンジ使ってくださいませ。 お願い いたします。 |
七冊目の剣客商売です。 隠れ蓑とは、(それを着ると、からだがみえなくなるという蓑。 本心・本質を見破られないようにするための手段の 意にも用いられる。)という意味なんですが、 木の名前でもあります。常緑の喬木で、淡黄色の小さな花を つけるとある。このまえ、ブログで大きくでておりましたので、 うれしかったです。 敵と付け狙われている人が、病み衰えた討つ人の世話をする というのが、「隠れ蓑」の話です。 どこにいったかわからない敵を探して、歩きまわり、討つまでは、 藩に、家にかえれないという残酷な敵うちです。 忠臣蔵をはじめとして、かずかずの敵討ちの話があります。 剣客商売にもたくさんの、敵討ち話がでてきます。 現代の敵討ちは? |
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西新の西沢は、手芸品や、布を置いてあり、つい買いこんで しまう。 最近は、つむいだ毛糸で、マフラーを織るのが楽しい。 紫系がきにいっているのだが、今回はいい色の、黄緑、淡い緑と、 黄色のぼかしを、求めた。 裂き織りとはまたちがって、いろいろな色で遊べるので面白い 物である。 出久根さんのほんを、久しぶりに読み直す。 「宝の紙片」というところにポストイットがはってある。 何回よんでも、胸がせまる。 この本は、Nさんにもらったようなきがするが、もうわすれた。 学校に行きたくても行けなかった、集団就職の氏は、古本屋で、 小僧からたたきあげ、直木賞作家となる。 受賞パーティで、店であつかった本の作者がいるいると、 感激されたテレビ番組をみてからのファンである。 自分もその一人になられたのに。 今、学校にいけるのに、問題ばかりおこり、そして死人がでる。 何年かすれば、孫も学校に行く。 小さいころから、自分の問題として、よくかんがえないと いけないだろう。 ひとりひとりが、自分たちの問題として、考えないといけない だろう。 |
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あっという間に11月も10日。 すぐに12月。14日が来る。赤穂浪士討ち入りの日です。 数えきれないほどの本がでていることでしょうが、やはり 池波正太郎の内蔵助を。 筋を、辛抱強く通し、待って待って、まったあげくの挙行。 何回見ても、聞いても面白いのは、やはり史実にもとずいて いるからでしょうか。 |
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そろそろ、社宅のいらないものを、はこばないといけないので、
車で博多に。 北九州空港ができてからは、北九州JCから、高速にのりいれ できるようになって、とても便利になりました。 おまけに、あまり車が通りませんから、楽なのです。 今頃の暖かさで、紅葉はまだまだ。何本か、朱がみえる位でした。 今の季節は、いつも車を使い、紅葉見物と、しゃれますが、残念。 向こうでつかったものは、おおよそ処分してくれば、引越しの わずらわしさ、いらないものを、あちこちがないのでしょうが、 やはり愛着があるようで、もちかえってから処分するかどうか、 かんがえるそうです。先にしてくだされ。 それにしても、いかにおおくのものがつまっているか。 感心します。 剣客商売や、鬼平で、小さい葛篭ひとつなんてかいてあるのが、 うらやましい。自分の、材料と称すもの、いっぱいの癖に、夫の 荷物だけ処分なんていけませんね。 はい、12月は自分のものを、仕分けして、大掃除いたします。 |
1--剣客商売 2--辻斬り 3--陽炎の男
4--天 魔 5--白い鬼 6--新 妻 7ーー隠れ蓑 8--狂 乱 9ーー待ち伏せ 10--春の嵐 11--勝負 12--十番斬り 13--波 紋 14--暗殺者 15--二十番斬り 16--浮 沈 黒 白(上下)--剣客商売 番外編ーー ないしょ ないしょーー剣客商売 番外編ーー と、16冊目の浮沈の裏 新潮文庫池波正太郎の本 というお知らせにでています。 何回よんでんも、どこからよんでも面白く、時をわすれます。 まだまだ、でていてほしいのです。 17、18があったら、お教えくださいませ。 あれあれ、剣客商売 包丁ごよみ も、ありましたぞ。 |
一気に冬が来た。
天気予報で温度が下がる、天気が悪いといわれても、この日曜の 夏のような天気からしたら、わるいといわれても、すぐ反応 できませんでした。 退院から二週間目の検診に、付き添いで、小倉までいきましたが 寒い寒い。 季節でいえば、今は晩秋?冬?ってかんじです。 傷のなおり具合もよく、採血(一時間待ち)だけで終了。 二週間後の予約をして、うどんやに飛び込みました。 午後、何でも屋で、コタツ購入、組み立て、二台。 おなじものを、実家と、家に。 75x75センチの小さく、しっかりした足のこたつで、冬支度 できました。 九州場所のときは、つららのさがった時もあったとか。 温暖化で、季節がくるいはじめてるいま、本来の姿にもどった 時、感覚が麻痺しているおばばは、あたふたするのであります。 |
フランスの映画のアメリカ版で、3人の優雅な独身男が、 かかわった?女に赤ん坊を、置き去りにされる。 どうしていいかわからず、呪いながら、へましながら、なんとか あかちゃんの面倒をみていくのです。 3人のうちの一人が、ポリス・アカデミーで主演の、 スティーブ・グッティンバーグです。 てんやわんやで、どうにかあかちゃんの世話をし、最後に かわいさのあまり、あかちゃんを、とりかえしにいくところは、 ほろりといたします。 |
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珍しく目がさえてきて、眠れない。 猫好きなので、猫のブログをみているうちに、この本に出てくる かわいい白い猫のことを、思い出した。 おとなしい真っ白の猫を助けたために、果し合いの時間に遅れる 小兵衛。 12巻目の、一話である。 池波先生は、大の猫好きで、やさしい猫や、凄い猫、赤猫が 出てくる。 実家の近くに猫を飼っているところがあり、今日も子猫を連れた のが、うろうろしてた。 また、たぬきのような顔で、ひそかにたぬきとよんでいるやつや、 要領よく、役場まででかけて愛嬌ふりまくのもいて、いつかは、 から揚げまでかってやった。 畑を掘るため、結構うるさいこのごろ、家で猫を飼うのが 夢ですー。 |
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Mに、10月に電話したとき、明日からフランスにいくと
いってた。 16年ご主人退職の年に言った道を、再び歩きたいと。 イギリスでのテロのこともあり、行き先変更したらしい。 ルーブルの絵葉書、ハーブティやコーヒーを見ながら気がついた。 うちの退職旅行の予定は? 母の手術、孫の病気で、てんやわんや。 孫は、落ち着いたらしいから、見舞いにもいかなくては。 取り寄せたパンフレットはどこだ? 荷物を運ぶ日が大体決まった今、あとはその予定だが、今のところ 無理だし、来年かな。 8日の、日米野球取れれば行き、九州場所をみて、ゆっくり計画 しましょう。 チョコレートは苦手なので、一歳になる二番目の孫への荷物に いれさせてもらい、今日宅配便屋さんに、もっていきます。 いれるものを整え、箱を決め、詰めてゆく。 至福のときといってもいいでしょう。 ゆうことを聞かない5さいの孫は、宅急便で送り返すぞ! と、父親にいわれたら、ピタッと黙った時期がありました。 おどすのもどうかと、おもってみていたが、息子の子、 息子の子。 おばばの出る幕ではありません。 |
えそのミンチがあったので買った。
私の好物です。お吸い物にする。まるめて揚げて、煮付けると おいしいです。 ほねばかりのような魚で、自分でやると骨を折りますから 出来上がりを、買ったほうが無難です。 それでも新しいときは、煮付けたり、うすくそいで刺身に しますが、骨がねえ。 地魚として一山なんぼで、うられている時もある。 かまぼこのざいりょうとしては、最高とか。 ハンバーグのように焼いても。 漁師町ともいえるこの周防灘の小さい町は、宇佐につうずる 町として、昔は繁栄していたと、お寺のお坊様が話していた。 魚屋が、スーパーにかわり、パックされた魚を買うことが多い いまも、 白いとろ箱だが、 えそを、かにを、しゅすをザアーと、水かけて、はいなんぼと いわれたら、人数も考えず、買った! といってしまう、あほな、おばばです。 だって、ぴちぴちの魚だよ。 |
幼い頃の味、好み、経験は続くようです。 この巻「白い鬼」の、殺人鬼金子伊太郎も、幼い頃食べたそばの味を わすれられず、蕎麦屋に現れたところを、とらえられます。 冷蔵庫の整理を兼ね、里芋、こんにゃく、金時人参の煮しめを つくりました。 こんにゃくを、手でちぎり、茹でて、薄味でにふくめながら、 火をいれ、昆布も油揚げもなしの、簡単煮しめです。 朝の冷え込みで、熱があるという母に、好物のイカの刺身、 から揚げとともにたべさせましたところ、昔風の煮しめは珍しいと おかわりしてました。 インゲンかなにか、青みがないとねと、チェックいれながら。 |
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秋野菜を蒔くのは、九月の初めごろから。
大根、小松菜、ほうれん草、春菊、白菜、その他。 今年は大根だけ蒔いた。 上手にまけなくて、ひとところにかたまるので、間引いてやら なくてはならない。 すこしづつ、すこしづつ引いていって、最後に大きく太くする のを、残すのです。 この間引いた菜に塩をして、浅漬けにしたのは最高においしい。 なにか、命をたべているという感じさえする。 大きくなるにつれ、その感じは減っていく。 ライオンは獲物を倒したとき、なぜ腹から食うか? 草食動物のたべた、内臓の草をたべるからと、きいたことが あります。 塩味の濃い緑の小さい菜を口に運ぶとき、命とかんずるのは、 種からでたての食物の生命をたべているからでしょう。 3回に分けて、浅漬けにし、いためて味醂、醤油で煮転がし、 やっとおわった今日、「間引き菜もっていきー」という、 近所のおばちゃんの声に、ことわりきらず、また、一山。 剣客商売にでてくる菜飯にでも、いたしましょうね。 |
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