十時半睡は福岡藩の武士。 致仕してのち、二度の勤めに出る。 「東海道をゆく」で、江戸藩邸まで行った半睡を読んだので、 はじめの物語を読みたく、倉庫から出してもらいました。 今も昔も、人の世は、かわらないという、感想ではありますが、 なにしろ、事件の起こるところが福岡黒田藩。 ましてや、さっきまで住んでいた町の隣、荒戸が舞台です。 半睡が屋敷は荒戸にあり、気まま勤めの彼をまっていては、らちが あかず、事件が荒戸までくるのです! あの広大な舞鶴城と濠、それを取り囲んでの城下です。 福岡、博多に、荒戸に、伊崎、愛宕神社にお花畑。 梅、桜、牡丹、芍薬、花菖蒲、睡蓮、緋鯉に、カラスに、美術館。 なんでもあります、お城の周り。 ああ、あの花筏、今年もみにいきたい。 |
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