濃紫(こむらさき)の小袖に、うこん色の武者ばかま、蘇芳いろの 陣羽織を着込んだ15歳の信長が、堺に鉄砲を買いに行く場面から 始まります。 蘇芳の紅色。 咲く花は藤紫ですが、染めるとあの濃い紅、臙脂になるので しょう。 はるか昔、どうしても欲しい蘇芳染めの紬があり、てにいれました。 出番はなかなかありませんでしたが、もっているうれしさに満足 でした。 ひさしぶりにこの本を手に取り、あの着物をさぼして、身に着けて みようとおもいました。 少々、すごく、派手なんですが。 10月ごろ暖かいと、桜や蘇芳が狂い咲きすることがあります。 今年の蘇芳はどうでしょうか。 あかるくなったら、木のそばにいってみましょう。 |
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