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へりくつ
 何年生だっただろう 放課後残って 友達の弾くピアノの音が 

 気になって気になって どうしても習いたくて 祖母に頼んだ。

 もちろん家には ピアノも オルガンも無い。

 教則本を 貰ったときの喜びは 忘れられません。

 バイエルも 全部あげられなかったし 晴れ舞台は 友達の弾く

 「乙女の祈り」か「エリーゼのために」の 楽譜めくりだった。

 働きに出た両親が 祖母の家に預けた 小紋にとって 

 親がいないということは 居心地のいいところではなかったから 

 何かに打ち込むことは 必要だったに違いない。

 今思えば 30歳ちょっとの 今の娘の年齢にも達してない 当時独身のおばに

 とっても 子育てなど ??? いや だったに違いないと 分かります。

 屁理屈言ったり 掃除を嫌がったり 冷たいご飯は嫌いだったり さぞ

 扱いにくい子だったでしょう。

 時すでに五十年を経て 老境の入り口に立つ小紋(とっくに立ってますね) 

 そして昔の 祖母より ずっと年取った叔母。

 たまったもろもろを 始末しながら 思い出すことは 多いのです。

 子達に買った ピアノ売りました。 今度 キーボード 買おうかな。
                       真冬の薔薇


  
【2011/01/11 05:00 】 | 家事 | コメント(20) | トラックバック(0) |
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