FC2ブログ
 5月なみの気温のあとは、春の嵐か、一晩荒れた。

 今は、雪が舞い、手が、しびれる程さむい。

 桜の土手は、春、夏、秋、冬と、季節、季節の表情で、私を、

 魅了する。

 失意の日も、喜びの日も、死ぬとさけんで、出て行った老いた父を、

 おいかけたのも、深夜の土手。

 まだ蕾が、かたく、小さく、空ばかり背景に映るころから、

 桜の、トンネルに、春の気配を、探す。

 そしていま、花の精は、その姿を、すこしづつ、すこしづつ

 あらわして、トンネルのむこう側は、もやっと淡いピンクの、

 気配を、漂わせる。

 

    ふくかぜを  なこその関と  思へども


        
        みちもせにちる   山桜はな



                       源 義家
【2006/03/13 07:06 】 | 裂織り | コメント(0) | トラックバック(0) |
<<ミーハー | ホーム | たけのこ>>
コメント
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
→http://mitokomon.blog27.fc2.com/tb.php/63-97b20484
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |